ホント悔しい、だけど一生懸命がんばった!柳川を信じ、仲間を信じ、
そして助けられながら走り続けた。
タイムオーバーとなったが、スピードを緩められない、なぜだろう・・・
もしかしたら、オフィシャルの時計が狂ってたりして、止まっとたりして・・・
いやいや違うんです。ゴールで待っている仲間なんです。そう、みんなはジムニーが当たり前のように帰ってくるって思っていると信じてたからです。スタートするときいつも「いってらっしゃい」って言ってくれるんです。僕らもいつも「ただいま!」って帰って来るんです。
だから、ゆっくり走るなんて僕たちの辞書に「無い!」諦めるなんて「無い!」だから、全開で走り続けるんです。
もちろん道はさっきまでのホントやばい悪路!ゆっくり走ったほうが、体にもジムニーにも良いのは分かっているんです。
時間で走って、リスクを無視して走っていた僕たちを落ち着かせるのに柳川は、「明日のために車を温存するため、ゆっくり走っていいよ!」って言ってくれた。
「ありがとう!みんなが待っているから、全開で行くよ!」って答えた。柳川も賛成した。
柳川の判断は、いつもすごい!無理をしている僕を落ち着かせるために、言ったこの一言で
いつもの僕たちに戻った。ホントに感謝している。
今まで、今思えばよく無事に走れていたな?柳川も怖かったって言っていた。
だけど今は違う、ゴールで待つ仲間のため、柳川を安全にゴールに運ぶため、そして自分もね!走りも変わった。きちんと穴はよける、きっちりとブレーキングもする。ジムニーの行きたいように走らせる。
そして300m前ゴールが待っている。
信じていたが、瞬きをしてしまった。ゴールに一直線横に並んで、仲間たちが待っている!
やばい!今年も泣いてしまう・・・「まっ、いいか。もうすぐ40歳、涙腺の筋肉も弱ってきたし。サングラスしてるし・・・いや!サングラス外している・・・ちょっとガマン・ガマン・・・」
「ゴール!!」最高に満足できたゴールだった。
二人とも全身ビタビタ、ドロドロ、握手するのに手を上げるのが精一杯。
ジムニーきれいでしょ!水の中ばっかり走っていたから、深さがよく分かるでしょう!
みんなとゴールで会えて、よかった。また一段とモンチの結束は、強くなった。
「ありがとう!」
ただね、ここでSS5が終わったわけでは無く、そうRSがあるんです!しかも、燃料がEの上
ヤバイぜ!サービスのみんなに聞くと、サービスカーは、ここまで来れなかった。道がかなりひどい為、熊井夫婦のトライトンの荷台に乗っかって来たのこと、そうです、燃料はサービスカーの中・・・たどり着けるだろうか・・・。もう少しみんなと話をしたかったけども、燃料入れて、ホテル(RSゴール)を目指さないといけないから、また走り出した。
ここから、何キロ走ったかな?道の横に「ソムチャイさん」が見えた!燃料もった!
そして、燃料を入れようとしたら、ソムチャイさんが「俺がやる!」みたいな感じで、給油してくれた。ここでも、サービスチームに助けられた。嬉しかった。
「サンキュー!」でまた、走り出した。
日が暮れてきた・・・ライトがくらい・・・外灯が一切ない道がこんなに暗いなんて・・・
前からくるバイクは、ライトを点けていない!ここの街の風習か?と思うくらいみんなライトが点いていない。そして有料道路がでてきた。言葉が通じない、なんバーツ払ったらいいのか?柳川がバーツを見せても、足りるのか足りないのか分からない・・・ちなみに、ラオスは、タイバーツではない。なんとか、いっぱい見せて通してくれた。「ほっ。」
暗い道、ライトも暗いジムニーでなんとか先に進む。すっごい大きい橋・ジャパン~って書いてあった。日本が造ったようだ!!川は「メコン川」ムチャクチャ広い川!!
そして、暗闇にひときわ輝く建物が見えた!「まさか、あんなスゴイ、ホテルとちゃうよね」
コマ図を柳川見る!「いや!ここやで!」「マジー!」
ホテルに入りゴール!見上げるほどのホテル!「5星ホテルだそうだ!」
チェックイン、部屋に行く。すると隣の部屋にASEANインドネシアとか書いてある。
ん~スゴイ所に来てしまったな。着替えがないが(サービスカーに載してあるから)全身濡れている僕たちは、寒い・・取りあえず、シャワーを浴びてあっためた。
ちょっとして、サービスのみんなも到着!着替えが来た!
で、みんなで食事!「なんかやっとホッとしたね。」
コメントを残す